男性器と女性器を併せ持つインパクト大の道祖神と恋愛成就の神社

こんにちは。普段はBL同人誌や男性向け同人誌を書くことを趣味にしつつ、熱したものはいつまでも熱々に追いかけるオタク腐女子の天汐香弓です。今回は取材を交えた、ちょっとエッチなスポットを真面目にご紹介したいと思います。

佐賀県唐津市鏡山。唐津城や虹の松原、近辺では美しいと評判の海を持つ、今若い女性に人気の観光スポット。それを一望することが出来る鏡山展望台とひれふり展望台を持つのが鏡山です。

山の麓には『鏡山温泉美人の湯』という日帰り入浴の出来る温泉茶屋があり、歩き回った後に疲れを癒してくれます。その鏡山に祀られている『鏡山道祖神』、こちらがまず今回ご紹介したいチン……いや、珍スポットです。

道祖神とは厄災の侵入防止や子孫繁栄等を祈願するため、村の守り神として道の辻に祀られている民間信仰の石仏のことだそう。でも実はこの『鏡山道祖神』が祀られているのは、鏡山のひれふり展望台へ向かう道から途中でわかれ、愛染院の先を抜けたところ。そもそも道の辻でもなく、山の上なのです。

実は、鏡山道祖神、1953年(昭和28年)6月25日から6月29日にかけて九州地方北部を中心に発生した、昭和28年西日本水害で流されたものが昭和29年の修復作業中に発見され、発見した人たちが粗末には出来ない、別の場所に祀ろうということで、この鏡山に移ってきたもの。

ちなみに洪水の後に見つかった元々の道祖神はこちら。

最初の道祖神

下の台から上までの高さが160㎝ほどの石仏です。この時点で既に形が男性器にしか見えない。しかもなかなかのエラの張り具合。

そしてその後、改めて建立されたのがこちらです。

道祖神02

立派な竿に、エラの部分も刻みがあるだけじゃなくて裏筋ぽい雰囲気があって、思わずカリ首を撫でてあげたい衝動に駆られますが、手を伸ばすのは罰が当たりそうな上に多分届かない。というのも、大きさはこちら。身長160㎝の私が横に立つとお分かりいただけるかと思いますが、デカいんです。

道祖神比べ

そしてお気づきでしょうか?竿の根元。本来ならふぐりがある場所になにやら穴が見えませんか?

女性器

実はこれ、女性器をあらわしているそうなのです。実はこの道祖神、男性器と女性器を持つ異色の石仏だったのです。

ちなみに「賽銭入」と書かれた石の前に小さな木の賽銭箱がありますが、お参りの時、実はみなさんこの女性器の方にお賽銭を入れるそう。この穴の上の部分もクリちゃんに見えませんか?撫でたら愛撫が上手になるとかだとますますご利益ありそうですが、そんな噂はないもよう。

しかし、ここ本当に鏡山展望台の中でも奥地にある場所。この先に色々な像があり祀られている様子があるのですが(今や珍しくなった「歩き読みする二宮金次郎像」も)、手入れもあまりされていないようで、地元の人は知っているのかなと思い、地元在住の友人に聞いてみたところ、知らないという人も。

二宮金次郎像

知っている人からは地元ならではのお話を聞くことが出来ました。唐津には文禄・慶長の役の頃に作られたとされている太閤道一里塚という有名な(同じく男性器を模した方で)道祖神があり、あまりこちらの方は知られていないのだとか。それでも、「子どもは子どもを引く」ということで子供は立ち寄ってはいけないと言われていたそうです。

あとは噂ですが、と前置きをされ「お参りは夜だけとか言われているんです。これは下世話な話になるんですが夜にお参りした後性行為をしたら子どもができるかららしいですよ」ということを教えてくれました。とはいえ、向かうまでの道がかなりわかりにくく、「夜は辺り一帯真っ暗となるので、実際のところ夜に訪れるのはオススメできません」という話でした。

さて、地元の人にお話を聞いたところでもう一度道祖神を見に戻ると、横に『鏡山道祖神の由来』という石碑が。そこにはこう書いてありました。

石碑

「道祖神は日本における原始の神の一つである巨石をもって象徴され街路に座して悪霊を防遇する威力を有する神とされ即ち男女の生殖を象って神体とし男女下症の平穏良縁出産家庭円満商売繁昌幼児守護又旅行者(旅人)安全の神として村々の境界坂の上口等に祀られてきた
特に家庭円満の基礎は夫婦(男女)の営みの成功(性交)に依るものであり、精力の限りを尽くし努力して打てし止まぬの不屈の〇為が子供(金)を産み出すこととなり子々孫々の繁栄の原動力となり商売繁昌の道しるべとされた
命婦十一面観世音菩薩」

道祖神って色々な役目を持って村の辻に建てられていたとは最初に触れていましたが、ここの道祖神も色々な役目を担いつつ、特に男女の営みと子孫繁栄を願って建立されたわけですね。しかし「営みの成功」と「性交」をかけてる辺り、ツッコミたい。
そして文末の『命婦十一面観世音菩薩』の文字に、ふと気づいたのですが、ひれふり展望台から道をわかれてここに来る途中にあった『愛染院』にこの文字をみた記憶が。

愛染院門前

実は愛染院とは『愛染明王』を祀っているところ。愛染明王は愛欲に寛容な神様っだったような。だから愛染院の奥に建てられているのか、と納得しました。(解釈違いだったらごめんなさい)

取材を終え、帰ろうと思ったのですが、実は鏡山にはもうひとつ恋愛に欠かせない話があります。それが日本三大悲恋の一つ『佐用姫伝説』。その佐用姫を祀る神社がひれふり展望台側に2012年に建立されたいうことでそちらに足を延ばしてみました。

鏡山展望台案内番

『佐用姫伝説』とは、新羅に出征するため唐津(松浦)を訪れた大伴狭手彦と豪族の娘佐用姫が恋仲となったのですが、出征のため別れる日が訪れてしまいます。佐用姫は鏡山の頂上から領巾(ひれ)を振りながら大伴狭手彦の乗る舟を見送っていたが、別離に耐えられなくなり舟を追った後、加部島で七日七晩泣きはらした末に石になってしまった。というもの。
「いざ子ども はやく日本(やまと)へ 大伴の 御津(みつ)の浜松 待ち恋ひぬらむ」という山上憶良の和歌のモデルにもなっています。
実は鏡山の別名は『領巾振山(ひれふりやま)』鏡山展望台側には大伴狭手彦を見送る佐用姫の像があります。

男女の営みの神様の後に佐用姫をお詣りに行くのはどうかと思うかもしれませんが、舟を追い松浦湾を渡る佐用姫の話は何度聞いても心を打たれるもの、お詣りせずにはいられません。
佐用姫神社へと到着。ふと足元を見るとなんと敷石がハートの形に!

佐用姫神社

佐用姫神社境内

しかもこの神社、佐用姫の清らかな愛を元に建てられた、恋愛の神様として祀られている神社なのです。

佐用姫境内看板

佐用姫神社で佐用姫の愛に手を合わせ振り返ると美しい唐津の景色が広がっていました。本当に心が洗われる景色です。

佐用姫神社からの景色

昼に佐用姫に恋愛成就のお詣りをし、美しいこの景色と唐津湾に沈む夕陽を眺めた後、夜に鏡山道祖神にお詣りをしてそのまま……。なんて、久しぶりの夫婦デートには良いかもしれませんね。

(天汐香弓 / 画像・編集部撮影)

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